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最初はただの「勉強を教える相手」だった。
家庭教師として訪れたその部屋には、どこか落ち着いた空気が流れていた。教え子である彼女は大学生。年齢も近く、どこか友達のような距離感を感じさせる存在だった。
「ここ、もう一回説明してもらっていいですか?」
最初はぎこちなかった会話も、回数を重ねるごとに少しずつ柔らかくなっていく。問題集を解く時間の合間に、趣味の話や日常の話題が混ざるようになり、気づけば“ただの家庭教師”という枠を越え始めていた。
ある日の夜、いつもより遅い時間の指導になった。
静かな部屋。時計の音だけがやけに響く。彼女はペンを止め、小さく息をついた。
「先生って、いつも優しいですよね」
不意に投げられたその言葉に、思わず言葉が詰まる。これまで何度も顔を合わせてきたはずなのに、その一言が妙に重く感じられた。
「そんなことないよ、普通だと思うけど」
そう返すと、彼女は少しだけ笑って、こちらを見つめる。その視線は、これまでの“生徒”のものとはどこか違っていた。
教える側と教わる側。その境界線は、本来とてもはっきりしているはずだった。けれど、その夜だけは違った。
問題を解く手が止まり、会話の間が長くなる。沈黙さえも心地よく感じてしまう空気。
「今日は、もう少しだけ…話しませんか?」
その一言で、何かが変わった気がした。
勉強のために始まった関係が、少しずつ別の形へと変わっていく。言葉にはしないけれど、お互いに感じている微妙な距離。
それは決して急激なものではなく、ゆっくりと、確実に変化していくものだった。
家庭教師としての時間が終わっても、なぜか帰りたくないと思ってしまう。その理由に気づくのは、もう少し先のことかもしれない。
ただ一つ言えるのは、あの日の夜を境に、二人の関係は確実に変わり始めていたということだった。
こんな可愛い生徒ならしょうがない。
そりゃあ手取り足取り教えてあげたいよ。
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